ワンポイントアドバイス

単位 その2[面積・その他]

坪(つぼ)
現在でも土地や建物の面積を表すときに使う単位です。所有権や税金算定の基礎になっています。
六尺四方に区切られた一画として庶民の間で古くから使われていた単位で、明治になって正規の単位として認められるようになりました。
畳(じょう)
畳を数える時に使う単位です。畳のサイズには関東間・京間・団地間など、地方や建物の種類により様々なサイズがあります。現在では京間でも関東間のように柱の位置を決めてから畳を作る事があります。その場合柱間は6尺5寸にします鉄筋コンクリートのマンションでは主に部屋の大きさに合わせて作られます。
規格サイズの畳を並べ、それに合わせて部屋の大きさを決めます。 柱と柱の間を一間と決め、その中に収まる畳をつくります。柱の大きさや壁の厚みにより、畳の大きさが変わってきます。
ヘクタール
メートル法の中の単位の一つであるヘクタールは、以前から日本で使われていた面積の単位「町」とほとんど一致していた為、あまり困難なく受け入れられました。
日本の体積の単位
メートル法が主流の今日でも、「一升瓶」や、お米をはかる単位の「合」など、日本の伝統的な単位が使われています。
※参考文献 : 「単位もの知り帳」 小泉袈裟勝著 彰国サイエンス / 「基本の家づくり百科」 関谷信一監修 永岡書店